皆さんこんにちは。清水です。
先日、外出したついでに昼飯を済ませてしまおうと食堂に立ち寄りました。
人の多いところがあまり好きではない私にとって、珍しく真っ昼間の飯時に入店。京都のJR花園駅の近くという立地もあって、もちろん店内は人で溢れかえっていました。
空いている席を見つけて滑り込み、注文した食事が来るのを待ち始めたその時でした...
クチャラーの巣窟
ここで昼食を済ませておけば、この後の所用を足す流れがスムーズにいくな〜(^^)と少しご機嫌になってぼんやりしていました。
「ッチャクッ!!」
そんなフとした瞬間に、物凄く大きな粘着音が耳に無理やり侵入してきました(;´Д`)
『ま、まさか...』
「キチャッ…クチャっ…..チュパッ!」
『ぐ、ぐわ〜(~_~;)やっぱりモロ隣りに座ってるこのオッサンかぁ〜(汗)』
私のすぐ右隣に座っていた初老のおじちゃんが、この咀嚼音の発生源でした。
このおじちゃんは私より僅かに先に入って、食事が先に出されたのでした。
もしこのおじちゃんがもう少し早めに入っていて、しかも既に食べだしてくれていたなら、敢えてその隣りの席に座るなどという愚を犯さないで済んだものぉ〜!!(TдT)
激しく後悔したのですが、時既に遅し。
残された道は、ただひたすらに自分のご飯を素早く喰らい、そしてその場を脱出するのみ。
クチャラー挟撃陣
こんなファストフード的な性質の店でも、昼真っ只中ともなれば注文したものが中々こないのは当然。
故に焦る気持ちをどうにか落ち着けて、右の初老クチャから発せられるクチャ音にヤラれない心持ちに持っていこうと足掻く自分。
「ぱちゅっ!チャグッ…ジュルっピチュ!!(;´Д`)」
初老クチャラーの年季が入ったクチャアクションは、一度捉えた獲物は逃さぬ厳しさを備える。
ひとたびその不快極まりなくも不可解な力を備えた音波を耳にしてしまったら、もう他の音が一切聞こえなくなる。
「ズズーっ…チョピ、ンカッ!チャッチャッゾルっ!!」
くぅ〜〜〜っ!!(# ゚Д゚)た、耐えられん…
この世にこれほどの不快な音があるのだろうか。
落ち着け俺。あと何分もしないうちにきっと、自分の料理も出てくるはず。
それを音速で喰らい尽くして神速撤退するのだぁ!!
と無言で心の内なる激しき葛藤と戦っているわたくしの前に、ようやく自分の料理が出された。
さあ!一気に殲滅してやるぜ!!そしてロイエンタール元帥もかくやと言わんばかりの鮮やかな撤退を決めてやる!!
…と、今まさに我が料理に喰らいつかんという刹那。
「ハフっ!ズッズル!…モチャッ、グチャっ、チュチャッ、キチャッ。っチャックっチャックっ!!!」(;・∀・)
?!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
右にいた初老クチャラーはほぼ食べ終わり、お茶をすするクチャ音というかズズ音しか出していなかったはず。
ではこの音はどこから?!
なんと悲しむべきことに、左にスッ…と座りし若い男子から、初老クチャラーを難なく凌駕するクチャ音攻撃が飛んできたのだった。
右に初老クチャラーから、茶を啜りつつのつまようじでシーハーッ!てな毛色を変えたクチャ音波攻撃。
左からは汗臭ムンムン男子から飛んでくる、元気イッパイ噛み締め系クチャ音波攻撃。
まさかの挟撃陣戦法に嵌め込まれるとは思ってもいなかった。
あぁ…外の世界って、色んな刺激に満ち溢れているなぁ(ΦωΦ)
私の孤独な戦いは続く。
長くなってきたので続きは次回へ。こうご期待(´;ω;`)