地味に趣味のボードゲームの輪を広めつつ、それだけに留まらず、酒飲み仲間も探している清水です。日本酒好きカマん。
今回も新拠点の西院の某事務所をお借りして、超〜小規模なゲーム会をやってまいりました。それではさっそく中身を書いていくぞ!レッツラゴー。
我が国は◯◯◯じゃぁ〜!?
今回プレイしたのは以下の2本。「Hellas(ヘラス)」 と 「ゾンビサイド」
この2点で共通して学べるのはこれ!
自分の強みを活かす
この「Hellas」というゲームは、そのタイトルと同名の島が舞台。島の中に自分の集落を建設しながら、集落の建物コマや広場と呼ばれるコマ、神殿コマなどで囲い込んだ部分が自分の領地となる。
その領地内に得点源となるものがいくつあるか、それとは別にゲットできる指輪で何点持っているか、などの計算要素を獲得して、最も特典の多い人が勝利。お金の代わりになるのがこのゲームの場合は大理石という資源だ。
このゲームでは、領地をいくつも作って得点を増やすか、領地の中に特別な得点源を囲い込むことをねらって、そこまで大きな領地作り競争には乗り出さずにすすめるか、指輪をゲットしていくか。といった具合に、自分が好みとする方向性で進めることが重要となる。
好みというのは得てして強みでもあったりする。自分の強みを知っていて、かつ日頃からそれを活かすような過ごし方をしている人には、このゲームはとても相性がよいだろう。
強み、ゾンビ、大味といえばアメリ缶!
次にプレイしたのは、「ゾンビサイド」。
各建物と道路で構成されたボードの上に、プレイヤーのコマが道路上にいる状態でスタート。
プレイヤーが操るコマはそれぞれ、異なるキャラクターが設定されている。
足が早い者、斧を振り回すのが得意な怪力、銃をぶっ放すのが得意なヤツ、隠れたアイテムを探すのが得意なヤツ、などだ。
出撃しているプレイヤーキャラが全員行動を終えると1ターン終了。
するとゾンビが増える。すごく増える。倍以上に増えたりする。
プレイヤー側は数人しかいないのに、ゾンビ側は20体にも30体にもなる。とてもさばききれなくない?て思ってしまう。
今回実は、1プレイ目はルールの理解ミスにより、あっという間に追い詰められて人間全滅(´・ω・`)
よく読んだら1人二役でキャラクターを総出撃させてプレイしなければならなかったらしいと。
そして再プレイしたところ、各キャラクターそれぞれの特技を活かして攻勢をかけ、ゾンビをガンガン攻めていく。ん?さっきよりゾンビ弱いな。
それでもさばき切れないくらいにゾンビは増えるので、長期戦には堪えられんやろ〜!と思っていたところ、俊足が売りのキャラクターで最終クリアポイントに一気にアタック。ゾンビの間を縫って、呆気なく終わってしまうという。
無理や〜ん!と思っていたところから、あれ?ここ抜けたら一気にいけるや〜ん!クリア〜!!まあ、アメリカの映画的な、わかりやすいアップダウンが売りな感じで、個人的にはけっこう好きかも。このゲーム、アメリカ製なもので。
このゲームで学べたのは、一見無理そうなシチュエーションでも、冷静に自分を見つめ直してその強みに気づけば、困難な状況でも打開できる可能性はあるのだということ。
そしてその強みに気づいている個々人が集まって、協力するチームを作れば、より難しい課題もクリアできる。
一つ、強みがあるのなら、それで十分。
やっぱりお金?!
さて今回も会場となっているこの事務所、前回から新メンバーとして参加してもらっている方(通称ナイトさんとしておこう)の本業の個人事務所。シャレ乙で綺麗で、ゲームも広げ易いテーブルときたもんだ。
非常にありがたい。
社会的に実力のある方が、ボードゲームに興味を持ってくれて仲間になってくれると、色々な面で心強いなぁ….と実感。
あらゆるボードゲーム内でも、お金の概念は欠かせず、かつ現実世界よりもその価値や威力はデフォルメされて猛威を振るう。
たった1コインの差で、その後の発展度合いが大きく違ってしまうことも。
まるで道に落ちてる1円を拾わなかったばかりに、3年後に年商10億の会社を持てるか、ブラック企業の社員として会社に尽くし続けるか、くらいの差になってしまう。
とはいえこれは、お金が悪いとかお金が全てとかいう話ではなく、大事なのは、その1コインとそこからつながる将来をどう判断したかという個人のメンタリティであろう。