衣川梅之宮神社

梅宮大社?それとも梅宮神社?!

けっこう前からある人に、中身がネコだと言われて不思議と納得してしまっている清水です。

行ってきました!ローカル神社。今回訪れたのは『梅宮神社』。

やっぱりいいですね~。ローカル神社。まるで消滅都市に自分だけ生き残ってしまったような一人ぼっち感が、落ち着きを与えてくれるなぁ。

今回もそんな、どこかで見た田舎の風景的な神社を真昼間から一人で探索。毎日人の波にさらされて生きるのも悪くはないけど、一人遊びも好きな自分には、こういう時間が必要なんだよな~。

さて、そのノスタルジィな風景を書き留めておこう。



 

神様の特殊スキルの一つ

衣川梅宮神社外景
今回のローカル神社は、滋賀県大津市衣川1-25-29に鎮座する『梅宮神社(うめのみやじんじゃ)』。

湖西の国道161号線にほぼ平行して走る裏道ぞいにある。周囲の風景はこんな感じ。この手前の道路、狭いくせにけっこう車が通る。信号もほぼ無い裏道なので、ビュンビュンと爆走していく車たち( ゚Д゚)

ここから北にすぐの辺りから、慢性交通渋滞が名物の堅田エリアになるので、まともに161号の渋滞にハマリたくない人がこの裏道を活用する。

衣川梅宮神社外観1とはいえ基本はのどかな人も少ないエリアなので、車が過ぎれば穏やかな雰囲気でいい感じ。

こちらの梅宮神社は創祀年代は不詳ながら、1292年(鎌倉時代正応五年)に京都の梅宮大社の分霊を勧請して創建とされている。

主祭神は「大山祀神(おおやまつみのかみ)」別名「酒解神(さけとのかみ)」。お酒の神様ですな。
いつも大変お世話になっております(*´▽`*)
もう一柱が、「木花開耶姫(このはなさくやひめ)」別名「酒解子神(さけとのこのかみ)」。

他の神威として、子授け・安産・山林・鉱山のご加護があるとされている。

分霊を勧請、つまり、神様がご自分の分身をもにゅんとお分けになり、その分身が遠く離れた各地に出向かれて、新しく作られた神社に座られてその一帯で神様のパウアをお振るい下さるということ。

どれほど遠くても、どれだけ数多く分霊をされても、そのご加護は変わらぬ。神様の底知れぬ特殊スキル。ありがたや。

衣川梅宮神社社標いつだって、平日昼間のローカル神社は無人なのさ。気の向くままに外をうろついて後、ユラリと神域に入らせていただく。

衣川梅宮神社社標あっぷ
橘紋、カッコイイ。

衣川梅宮神社参道1ビュンビュン暴走裏道とは別世界の静けさ。結界のお陰か、不思議~。

衣川梅宮神社鳥居立派な鳥居。ちゃんと左半分の側から入る。失礼いたします。

衣川梅宮神社境内社務所は閉ざされている・・・

衣川梅宮神社縁起書き衣川梅宮神社境内2本殿が見えてきた。横の道路との境には、特に柵とかもない。

衣川梅宮神社本殿本殿、少しだけ見えている。何か、不思議な気配を感じた。

衣川梅宮神社案内境内にお守りの授与所は無かった。近くの氏子さんかな~?連絡すれば、お守りをお受けできるそうだ。

衣川梅宮神社境内3境内のほぼ全景。静まり返っていた・・・

衣川梅宮神社鹿威し衣川梅宮神社外観北側神社北側、外からの様子。よこ、駐車場かな~?

衣川梅宮神社参道2最後に外から参道。なんか、雰囲気がいいんだよなぁ。

まとめ

梅宮神社というワード単体で検索をかけると、ずらっと出てくるのは京都の【梅宮大社】。

動物写真家の岩合さんによるピックアップで、ますます人気が上がった「猫のたくさんいる梅宮大社」である。

こちら滋賀県の梅宮神社は、ネコはいない。人もいない。そして、「大社」ではなく「神社」である。

衣川、とか滋賀、とか志賀というワードを一緒に検索すると、間違いなく出てくる。

同じ神様の大社と神社。同じ名前の会社の、本社と支社。なんか似ているけど、神様の有難さは変わらない。

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