京都ボードゲームコミュニティ『パルミュラ』不定期ゲーム会@西院第3回

真夏産まれなのに、暑さにはめっぽう弱い清水です。
でも、寒いのよりかは断然暑い方が好きではあります。何故かって、なんか、パァ~っとしてるから。開放的で明るい方が、気分よく過ごせるしね~。

さて今回も、京都市の西院は某事務所においての小規模ゲーム会で遊んできました。

夏ともなれば、やっぱりボードゲームのお供もビールなのかね~(*´Д`)

それでは、ゲーム会の様子を書き留めていこうかな。



 

ギャンブル運を上げるには?!

今回プレイしたのはこちらのゲーム

『ベガス』 と 『インカの黄金』

上の二つで学べることはこれ!

運もコントロールできる

『ベガス』とうゲームは、ダイスを振って一番多くの賞金をゲトォ…!できた人が勝ちという、至極単純なゲームだ。初心者でもすぐに理解できて、ゲームのテンポも早い。基本セットのプレイ人数5人でやっても、1時間ちょっともかからずに終了できる。

名前のとおり、ラスベガスのカジノで、ダイスゲームでワーキャーやって興奮できるイメージ。
箱のイラストもギャンブル場っぽい華やかな感じ。

ただ、単純にダイスの目という不確定な運だけに一喜一憂するゲームではないところが奥深い。

各プレイヤーが自分の色のダイスを8個づつもってスタート。真ん中のダイスボードの周りに配置された菱形のボードが各賭場となっている。それぞれの賭場にはダイスの1~6の目が割り振られていて、各賭場には合計が5万ドル以上になるように賞金が配置される。

各自は自分の番に手持ちのダイスをボード内に全部振る。出た目が同じもの同士を寄り分けてボード内でまとめて、そこからが思案のしどころ。

IMG_20170608_210202加工ダイスボード
例えば最初の一手で8個の出目が次のようになったとしよう。

6.6.5.4.4.3.3.3

この時に手番のプレイヤーは、6と5と4と3の賭場にダイスを配置する権利を得たことになる。
一回の手番で配置できるダイスの目は1種類だけ。つまりこの場合3を選べば、3の賭場に配置して、残りのダイスは全て手元に回収する。そして次の手番に手持ちのダイスをまた全て振る。
上の例だと3は3個のダイスが出ているので、仮に3の賭場に配置するなら、3の目のダイス3個ともを全て配置しなければならない。
各賭場にある賞金は、ラウンド終了時点でその賭場に一番多くダイスを置いていた人が、一番高額紙幣の賞金をゲットできる。
1ラウンドは、各プレイヤーが順番にダイスを振り続け、手持ちのダイスを全員が全て配置し終えた段階で終了。

各賭場のダイスの多いものから、賞金紙幣の高額順に1枚づつ貰っていく。
ただし、各賭場でダイスが同数のプレイヤーがいる場合、その人たちは相討ちとなり、賞金はゲットできない。なので必ずしも一番多数のダイスを置いているから賞金がゲットできるとは限らないところが、スリリングな展開を生む。

確率と戦うわけではない

ダイスの目という不確定なものを軸に競っていくゲームではあるが、ギャンブル運を上げる以外にこのゲームで大切なことがある。

それは、他のプレイヤーの性格をいち早くつかむこと。

他のプレイヤーがダイスの配置を行うときに、なるべく多くのダイスで圧倒的に勝てる賭場を確保したがるのか、少なめのダイスで1個づつ配置し、皆の動向を見極めつつ、フリーハンドを残したがるタイプなのか、などだ。

最終的には賞金紙幣の総合計でトップを目指すのであるから、ワイワイやりながらも周りのプレイヤーと競うことを楽しむ必要がある。胴元と戦わないのは、普通のギャンブル場と大きな違いだ。もっとも、胴元には絶対に勝てないのがギャンブルではあるが。

インカ帝国の伝統。それは生贄

IMG_20170608_202100 2M
次にプレイしたるは、『インカの黄金』。

ボードゲーム超初心者の女子でもウケる、鉄板の面白さが自慢なタイトル。

プレイヤーはインカ帝国の遺跡のトレジャーハンター(ま、マッドスティック…?(;’∀’)となり、遺跡の地下深くまで下りていく。カードをめくって繋げていくことで、地下遺跡の通路を表していく。1枚ごとに宝石か、金の美術品か、モンスターかが現れる。

宝石カードには数字が書いてあり、その数だけ宝石が見つかる。その時に遺跡内にまだいるプレイヤーたちの頭数で山分けしてゲット。割り切れない余りは、そのカードに上に置いておく。
金の美術品は分けられないので置いておく。
遺跡カード1枚ごとに、この先の通路に行くか、それとも戻るかを、手元に全員が持っている意思表示カードを「せぇ~のぉ~でっ!」で出しあって決める。

行くという人はそのまま、次の遺跡通路カードが配置されるのを待つ。
帰るカードを出した人は、その時までに手元にゲットしていた宝石を正式に自分のもとできる。
さらに、帰る道すがらに置いてある、山分けできずに余っていた宝石もゲット。一人で帰ることができれば独り占めだ~!( *´艸`)グフ更に更に、金の美術品も一人帰りならゲットできちゃう!

行く人たちはそのまま探検を繰り返し、モンスターカードが二枚重なるか、全員が帰るとした時点でそのラウンドは終了。
ちなみに、モンスターカードの2枚目が出てしまうと、ビックリして慌てて逃げかえるために、そこまでの道のりでゲットした宝石を落として帰ってしまう。結果、そのラウンドの宝石ゲットはゼロだ。ミイラのモンスターカードもあるので、生贄の仲間入り~( ゚Д゚)

これを5ラウンド繰り返して、自分の前にあるテントの中に隠した宝石の数が一番多いものの勝ち。

運も大切。でも、すべてじゃない

IMG_20170608_202056 2Mこのゲーム、次の通路にどんなカードが出るのか。運である。

しかし、プレイしてみるとすぐに分かることがある。それは、勝負所を掴む、果敢な決断力が重要だ、という事。

結局は運なのだからと、毎回最後まで探索続行のカードで探索しつづけても、ほぼ間違いなくモンスターカードの2枚目が出て、何も得られずにゲームは終わるだろう。

かと言って、地下に降りたばかりの前半で、少数の宝石をゲットしては帰る、だけを繰り返していてもこれまた勝てないだろう。

他のプレイヤーがそれまでにゲットした宝石と、そこからくる探索への傾向を見極めて行動する。
プレイ途中で、トップや自分よりも宝石の数が多いであろうプレイヤーとの会話をしながら、行くか戻るかのブラフを掛け合う。そしてなるべく自分に都合の良い状況を作り出す。

かなり笑顔の溢れる、和気あいあいとしながら出来るゲームではあるが、そのプレイ中のやりとりは結構クロい(笑)あ~、ゲームの中だけでクロくなる人たちに囲まれて、幸せだなぁ~(*´ω`*)

まとめ

運もコントロールできる、という事はすなわち、運に左右されてもなるべく自分の思ったとおりに物事が運ぶよう、考えて事前に行動しておくこと。

運そのものをコントロールできるのは、この世に受肉せし第5の御使いが御座のみ。

ギャンブル運を百戦百勝に上げる御業、得られるならば私も大切なモノを捧げまするぞ…(@_@)

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